舟木一夫、美空ひばりさんを歌う「ひばりさんは戦後の若手の最初のスター」

 歌手、舟木一夫(71)が25日、東京・新橋演舞場でシアターコンサートを開催した。

 2部構成で、第2部では尊敬するという美空ひばりさんの楽曲をカバー。「みだれ髪」「リンゴ追分」など25曲を披露した。

 開演前に取材に応じた舟木は「ひばりさんはバリエーションが広い方。僕の中のひばりさんの(楽曲の中の)“センターライン”を後半に並べました」と報告。「(ひばりさんが)全盛期のときの歌を、70すぎて歌わなきゃいけない。これが一番のハンディキャップ」と笑わせつつ、「ひばりさんは戦後の若手の最初のスター。大衆の中から生まれて大衆に向けて歌い、熱狂的に支持された。距離感近く軽く楽しんでいただきたい」とアピールした。

 今年12月に新橋演舞場で「舟木一夫特別公演」(12月2~24日)が決定。来年は芸能生活55周年を迎える。「来年1年間は全部オリジナルでいきたい」と話した。