シリア人の男が自爆、13人死傷 ドイツ南部

(CNN) 独ミッテルフランケンの警察によれば、独南部アンスバッハ市で24日夕、シリア人の男による自爆攻撃があり、1人が死亡し、12人が負傷した。

27歳のシリア国籍の男がミュージックフェスティバルの外で装置を爆発させた。バイエルン州内相によれば、男はチケットを持っていなかったため入場を断られていた。

爆発を起こす前、男は短い間、入り口近くに立っていたという。男のバックパックには、ねじやくぎが入っており、殺傷力を高めるためだったとみられている。当局はまたテロ攻撃とは断定していないが、テロ事件であることを強く示唆している。

ミュンヘンの特殊部隊が捜査に当たっている。警察は死亡した男が爆発を起こしたと考えている。

ドイツでは最近、さまざまな場所で暴力事件が発生している。

24日には、ロイトリンゲン市でシリア難民の21歳の男が女性1人を刃物で殺害した。22日には、ミュンヘンの商業地区で男が銃を乱射し、9人が死亡し、男も自殺した。