ライガーが16年ぶり3度目のJ-CUP優勝へ好発進

 団体の枠を超えたジュニアヘビー級の祭典「SUPER J-CUP 2016」が約7年ぶりに復活。初戦となる20日の東京・後楽園ホール大会では、トーナメント1回戦8試合が行われた。94年の第1回大会から唯一、全大会に参加しているジュニアのレジェンド、獣神サンダー・ライガーは、DRAGON GATEの若き才能・Eitaに貫禄勝ち。2回戦進出を決めた。

 ライガーは95年の第2回、00年の第3回大会で優勝。04年、09年にも参加し、数々のジュニア戦士たちに多大なる影響を与えてきた。
 Eitaは大先輩の望月成晃をセコンドに連れて入場。まだマントをつけたままのライガーに奇襲攻撃を仕掛け、場外へ落としてノータッチトペを見舞うも、ライガーが顔面を鉄柱に打ちつけて反撃したため、Eitaは右目付近から流血。

 なおもライガーはケブラドーラコンヒーロ、床の上へのブレーンバスター、ロメロスペシャル、掌底。Eitaも得意のジャベを生かし、得意技のNumero Unoで勝負に出るも、ライガーは必死にロープに逃げると、そこから空中胴絞め落とし、掌底、垂直落下式ブレーンバスターの猛ラッシュで勝利。16年ぶり3度目の優勝へ一歩踏み出した。